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計算機演習4(後期午後)年末試験付属アンケート集計結果
「1997年度解析学1後期試験の受講生の講義評価・感想」のページに書いたように,
この科目でも学生による講義の評価のアンケートを出題しています.
「計算機演習1234」はカリキュラム改革に伴い,今年で消えますので,
「解析学1の講義評価」に書いた来年度以降の受講生にとっての意義のうち
半分はありません.しかし,
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解析学1の評価だけ貼りつけて,計算機演習の評価をweb pageに貼りつけないのは
(特に,ネットサーフを授業でも説明したのに),不公平な印象を与えるかも
しれません.
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立教大学数学科で初めて受け持った講義が「解析学1」です.
この講義は私にとって立教大学数学科における私の全ての講義の原型になります.
同じように,立教数学科において今後私が計算機関係の授業を受け持った場合には
今回の「計算機演習」はその原型となりますから,その授業に対する学生の評価は
将来の私の授業の受講生にとって意味があるでしょう.
そこで内容をここに張り付けてみることにしました.
集計結果
1997年度計算機演習4年末試験の中で合計20点を配点することを明記の上
出題(120点満点).
答案数,アンケート回答数とも44.
問題文の原文はこのページの最後にあります.
結果の数値の解釈や,問題文の問題点などについては,「解析学1の講義評価」
のページをご覧下さい.
自由記述の意見はこちらに抜粋しました.
数字は44枚中の枚数.
相対的に肯定的評価の多い順に再配列.
| 良い | 普通(無記入) | 良くない |
質問の受け答え | 16 | 28 | 0 |
授業準備 | 13 | 31 | 0 |
(教員の)内容理解 | 13 | 30 | 1 |
講義内容の充実 | 6 | 38 | 0 |
話し方の明瞭さ | 7 | 34 | 3 |
各回の位置づけの明示 | 3 | 39 | 2 |
早過ぎないしゃべり方 | 4 | 35 | 5 |
講義による刺激,興味の有無 | 5 | 32 | 7 |
詰め込み過ぎない | 1 | 37 | 6 |
黒板の読みやすさ | 3 | 10 | 31 |
講義の総合評価(平均値) = 6.7 + - 1.4 (10が最良)
かなりの部分は「解析学1の授業評価」と類似した結果を得たと思います.
違う点を取り上げます.
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「普通」(無記入)と判断した人がどの項目でも解析学1に比べて多かった.
理由はよく分からない.学年の違い(計算機は2年解析学1は3年)だろうか.
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解析学1に比べて「詰め込み過ぎ」という批判が多かった.
数学科らしからぬ授業に戸惑ったのかもしれない.
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「位置づけの明示」も賛成が少なかった.
たしかにいろんな側面を少しずつ見せたので,
位置づけしづらい構成であった.
質問原文
問∞.
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計算機演習(後期・講義)の評価.
下の項目のうち良かった項目には○ ,
良くなかった項目には×をつけて下さい(「普通」ならば何も付けない).
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明瞭な話し方か.
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早口過ぎないか.
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黒板は読みやすかったか.
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各回の講義内容の,全体の中での位置づけを明確にしたか.
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質問の受け答えは適切か.
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準備は十分なされているようだったか.
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内容をわかって講義しているようだったか.
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十分中身のある内容だったか.
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内容を詰め込みすぎないようにしていたか.
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講義に刺激されたか,興味が持てたか.
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講義の総合評価(10点法,10が最良)
問∞+1.
1年間の私の講義・演習に関して,
言いたいことを下の余白に自由に書いてください.
(結論が肯定的か否定的かは採点には関係ありませんが,
空欄だと点をあげられません!)
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