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数理物理学(集中講義) 服部哲弥


「ランダムウォークとくりこみ群」服部哲弥著 2005年度
  1. 5月23-27日 神戸大学
  2. 11月28日-12月2日 九州大学

Path上の確率測度(確率過程)のくりこみ群による解析についての 入門的講義です.前半は,単純ランダムウォークと self-avoiding path を 題材として,path上の確率測度の初等的性質を紹介することで, path上の確率測度になじんでいただくことを目指します. 後半は,path上の確率測度という題材の中で,「複雑な形の path を 大まかな構造(ぎざぎざ)に細かい構造(ぎざぎざ)を付け加えていくことで作る」 というくりこみ群の「もののみかた」を紹介します. 空間が1次元の場合や特別なフラクタルの場合には,これらのことがある程度 初等的に紹介できるので,これによってくりこみ群という(まだ数学的に完成して いない)概念への親近感を持っていただくことが目標です. 服部の著書「ランダムウォークとくりこみ群」(共立出版2004年)に基づきます.  コースデザイン



2001年度7月 広島大学
数理物理学 -- Random walk and self-avoiding walk この講義の 講義ノートを詳しく大きくふくらまして第1部とし, 日本数学会統計数学分科会特別講演など各種公演で発表した 内容を第2部としてくりこみ群の解説書としたのが, 上記「ランダムウォークとくりこみ群」です.
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